讃岐うどんの名店 宮武復活!

2010年5月10日 朝日新聞 朝刊 より

行列が絶えなかった讃岐うどんの名店で、昨年惜しまれつつ閉店した香川県琴平町の「宮武うどん」が復活した。体調を崩して引退した2代目宮武一郎さん(67)に弟子入りした元板前の谷本和正さん(33)が、のれんの継承を認められ、高松市内で新店舗を構えた。店では早朝から、新店主がめんを打つ力強い音が響き渡る。(林亜季)

「宮武」弟子が継承
 「ひやあつ」「ひやひや」・・・。同店が全国に知られたのは、独特の注文方法とこしのあるめんだ。冷たいうどんに熱いだしをかけるのが「ひやあつ」、冷たいうどんに冷たいだしが「ひやひや」といった具合。常連客らな注文を簡略化するうち、いつしかこんな呼び方が定着した。

 幼い時から店を手伝い、33歳で先代の父親から引きついら宮武さんは、「毎日16時間働いてきた」という筋金入りの職人。粉を手で練って足で踏み、熟成させて包丁で切る。気温や湿度に合わせて熟成度合いなどを微妙に調整。昔ながらの手打ちの味に大勢のファンができ、約50席の店内は満員で4時間待ちを記録したこともある。

 だが昨年6月、がんを宣告された宮武さんは、悩んだ末に店を閉じた。「先代の店をつぶしてしまった」と落ち込むなか、弟子入りを懇願したのが谷本さんだった。常連客の父から閉店を聞いたからだ。谷本さんは15年の板前経験がある。がっしりとした体格と穏やかな笑顔にもひかれた宮武さんは、弟子入りを認めた。つきっきりでうどん作りの技を教え、4月12日、ようやく開店にこぎつけた。

 旧店舗で愛用された調理器具や伝統の品書きなどを譲り受けた谷本さんは「師匠の味はまだまだ出せませんが、努力を重ね、『宮武』の名を守り抜きたい」と力を込める。復活を聞きつけたかつてのファンが、早速駆けつけているという。

 宮武うどん
 (087・886・0939 高松市円座町)は午前10時~午後3時営業。 水曜定休。


やっぱりここは、はずせない “宮武うどん”2008年10月8日


おうどんの記事を書き写していたら、おなかがすいてきました。讃岐にとんでいきたいところですが、おうちで、おうどんを食べましょう。
[PR]
by ipe-osakaoudon | 2010-05-11 10:54 | 他のうどん


<< 祇園 さヽ木  お昼 京都「みや古」のカレーうどん >>