きつねうどんの秘密 ~Part5. 信太の森と聖神社~

「森は信太(しのだ)の と枕草子にたたえられた信太の森。
現在は、かなり開発が進み、狭められていますが、聖神社(ひじりじんじゃ)の境内のあたりは、清少納言のころの信太の森の面影が残されています。
e0026527_1382048.jpg聖神社接する東北の方角にある信太の森の鏡池史跡公園 と 信太の森ふるさと館
2002年に作られた和泉市立「信太の森ふるさと館」では、信太の森と「葛の葉物語」のことをいろいろと教えてもらえます。
「葛の葉物語」(信太妻)は、文楽、歌舞伎をはじめさまざまな芸能・小説などに取り上げられて、今日まで愛されてきました。
「葛の葉物語」(信太妻)の舞台となった信太の森をたずねたいという人々が、日本全国から来られるそうです。
信太の森ふるさと館 ← クリック



e0026527_14212842.jpgこども歌舞伎「葛の葉物語」 「信太明神境内出逢いの場」
信太の森歌舞伎 ←クリック (信太の森の鏡池史跡公園HPより、画像をお借りしました)
「葛の葉物語」(信太妻)は、今も日本の各地で愛されているお話ですが、残念なことに、地元では、ほとんど知られていません。
そこで、保育園・幼稚園、小・中学生が参加する「信太の森歌舞伎こども教室」が開かれ、11月3日には、大人も加わって、信太の森ふるさと館 鏡池の前で、 「信太の森歌舞伎」が上演されました。
「鏡池」は、狩人に追われる白狐(葛の葉)を安倍保名(あべのやすな)が助けた場所であり、また、葛の葉と童子丸(後の安倍晴明あべのせいめい)との別れの場所でもあります。


e0026527_13301471.jpg聖神社の鳥居
 「恋しくば 尋ねきてみよ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉」
葛の葉が、自分の正体が狐だとばれて、童子丸と別れるときに読んだこの歌・・・
「母が恋しくなったら、尋ねておいでなさい。和泉(いずみ)の信太の森に。・・・」
では、
「うらみ」とは、どういう意味でしょうか?
ふるさと館の学芸員の方によると、この「うらみ」の解釈は、かなりいろいろあるそうで、
1. 「葛の葉の裏を見よ。」 葛の葉の裏は、白い → だから、白狐であり、葛の葉という名前であった母を思い出して!
2.「人間と狐の間の越えられない 掟(おきて) をうらんでいる」
3.単なる言葉のリズム、あまり意味が無い。
などなど・・・。

e0026527_13573459.jpg聖神社本殿
聖神社は、「信太明神(しのだみょうじん)」(信太大明神)とも呼ばれ、今から約1300年前白鳳3年(675年)に天武天皇の勅願により創建されました。
安倍保名(あべのやすな)は、信太大明神に日参して、家の再興を祈願していたといわれています。

e0026527_1341961.jpg聖神社境内
境内は、きれいに手入れされていて荘厳な雰囲気です。後方は、信太の森。
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by IPE-OsakaOudon | 2006-12-25 11:28 | 大阪おうどん情報


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