「大阪のおうどんやさん」 で、はずせないお店のひとつが、創業元治元年(1864年)の “吾妻(あづま)” 。店主は、6代目。
「大阪のおうどん」が紹介されている雑誌・本には、かならず登場します。 去年発行の「ときめきめんライフ」(京阪神エルマガジン)P.48にも、とりあげられていますが、のれんの色が、白。 夏と冬で、色を変えているのかしら? 「麺類」あづまと書かれたみるからに歴史を感じさせる看板。 140年あまりの店の変遷を見続けてきたのかも? お店に近づくとおだしのなんともいい香り・・・これこそ、 「大阪のおうどん」のおだし。 ささめうどん 650円 のれんにも 「ささめ」 と書かれているとおり、吾妻の看板メニューは、「ささめうどん」 『・・・五代目の哲男さんが考案した名物「ささめうどん」。谷崎潤一郎の妻・松子が来店したことがきっかけで、谷崎潤一郎の著書「細雪(ささめゆき)」からその銘をいただき名付けられた。・・・』 大人組 2006年9月号 編集・発行:プラネットジアース より 麺が、細く、柔らかく、やさしい・・・この細さは、「湯がきたてのおうどんを供したい。」とのこだわりが生んだもの。讃岐うどんの対極! おだしは、さば・かつお・いわしの削り節と昆布。熱々のあんかけ。 具は、きざんだおあげ、三つ葉、すりごま、かまぼこ、しょうが、ゆず。 ふぅふぅ言いながら、ささめうどんを食べていると、しみじみと、おうどんのあったかさを感じます。 「大阪のおうどん食べはったら、風邪ひきも、おなかいたも、元気のないのも、み~んなようなりまっせ。」 「吾妻」は、古いお店を残したまま、ビルになっています。 常連さんらしき近所の人と、遠くから「ささめうどん」を食べに来た人たちで、繁盛していました。 ささめうどん以外にも、ささめざる、きつねうどんや丼、かやくごはんなどもあります。 吾妻 大阪府池田市西本町6-17 0727-51-3644 阪急宝塚線池田駅 徒歩10分 駐車場は、かなり狭い。
by IPE-OsakaOudon
| 2007-01-22 13:26
| 大阪おうどんお店
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