さばの天ぷらののったおうどん?

日本海新聞2007年11月21日号 からの話題です。 

さば天うどん復活 珍しい食感、全国発信期待

 鳥取県若桜町の名物料理として、多くの人たちに親しまれていたサバを使った「さば天うどん」が復活し、十九日に試食会が開かれた。昔、海から離れた山間地のため、保存できる塩サバを天ぷらに加工し、うどんに乗せて食べていた地域に伝わる独自の食で、試食した関係者は「においやクセがなくて美味。全国的にも珍しい食感で特産になる」と折り紙を付けており、関係者は夢を膨らませている。

復活されるかつて町の名物になっていた さば天うどん
 さば天うどんは、日本海で捕れ、塩漬けにされたサバを天ぷらにしてうどんに乗せた素朴な加工食品。町内各地で親しまれていたが、食生活が変化し、三代に渡って伝統の味を守り続けてきた山野裕江さん(71)が二〇〇三年に食堂を閉店したことから、町内から姿を消してしまった。

 しかし、地域の人たちに愛された味の再生を求める根強い声もあり、町の特産物づくりや活性化に取り組む「わかさ制作振興会」(山本賢二代表)が復活に取り組むことになった。

 同会のメンバーは、山野さんを講師に、サバの処理や味付けなどについてアドバイスを受けて試作を繰り返し、懐かしい味と食感のさば天うどんを完成させた。

 試食会には小林昌司若桜町長、谷川輝久町議会議長、鳥取県文化観光局観光課の中島文夫観光コーディネーターらが参加。天ぷらのサバは塩味のだしとマッチし、食が進むと好評だった。

 復活したさば天うどんは、同振興会が運営する元の喫茶店を改装した「夢豆庵」(むとうあん)で今月末から提供するほか、町内の食堂、来年オープンする道の駅などでメニュー化を計画している。値段は検討中。

 試食した中島観光コーディネーターは「おいしくてびっくりした。山陰のサバ街道としてイメージ的にもよく、十分に喜んでもらえる内容。若桜の食文化としてぴったりで、食べ歩きできるシステムを構築してほしい」と関心を寄せていた。

日本海新聞2007年11月21日号 


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by IPE-OsakaOudon | 2007-11-22 19:36 | 他のうどん


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